ここまで読んでいただいてありがとうございます!第8回!!
今回は予告通り、実体験をベースに Amazon Flex(アマゾンフレックス / アマフレ) を深掘りします。
公式サイトには「良い点」がたくさん書かれていますので、ここでは特に デメリットやリスク面 を中心にまとめてみました。
これから始める方が不安に思う部分こそ、最初に知っておいた方がいいと思います。
✅ Amazon Flexを始めた経緯
脱サラです!
宅配未経験からAmazon Flexを始め、現在で約5年。
うち2年間は本業として取り組んでいました。
経歴や年齢なんて関係なくスタート出来るので助かりました!
前職はリフォーム業で10年以上ですので完全に畑違い笑
そんな自分でも地域や生活費次第では 「アマフレ一本で生活する」ことも可能 です。
ただし本音を言うと、結果的にできればやりたくない仕事です💦
それでも続けているのは、自分にとって都合が良い働き方ができるからです。
✅ Amazon Flexのメリット(公式+体験)
1. 働く時間を自分で決められる自由度
シフト固定ではなく、自分の都合に合わせて働ける。プライベートと両立しやすい。
2. 個人事業主/副業としての柔軟性
業務委託型なので、副業・Wワークとも相性が良い。複数の仕事と組み合わせやすい。
3. 報酬がわかりやすい
ブロック単位で報酬が決まるため、距離や荷物の量に左右されない。
荷物が少なくても報酬は変わらない=「割のいい日」がある。
❌ Amazon Flexのデメリット(公式メリットの裏側)
1. 自由度の裏にある不安定さ
- 人気エリアや時間帯はすぐに埋まるため、思った通りに稼働できない
- 自己管理が必要で、働きすぎやサボりすぎになりやすい
- 深夜や早朝ばかり選ぶと、体調や生活リズムを崩しやすい
2. 個人事業主ならではのリスク
- 健康保険・年金・労災などは自己管理(社会保障が弱い)
- 税金や経費の管理を自分で行う必要がある
- 需要の波で収入が安定しない
3. 報酬が固定の落とし穴
- 荷物が多くても少なくても報酬は同じ → 労力に見合わない日がある
- 直前キャンセルで収入がゼロになることも
- ガソリン代・車両維持費はすべて自己負担
😵 実際に感じた「初心者あるある」トラブル
始めたばかりの頃、特にきつかったことランキング
- アプリの操作がわからない、ステーションでどうしたらいいか迷う
- 荷物の積み込みはできたけど、配達場所で荷物を探すのに時間がかかる
- マンションや細い道での駐車場所を決められず焦る
- 駐車違反を切られた
- 荷物量が多すぎて「これ終わらないだろ」と絶望
- 荷物が見つからずアプリでどう処理したらいいのかなどトラブルに困る
- 時間指定が設定上どう考えても間に合わないことが多々
- 雨で濡れて配達が大変
- 勝手にナビが起動してストレス
- トイレに行けずギリギリのことも…
😓 現在でも続くネガティブポイント
5年目の今でも「嫌だなぁ」と思う点ランキング
- 欲しいブロックが取れないと稼働意欲が下がる
- 雨予報の日は稼働を諦めがち → 収入ダウン
- トイレ問題は今でも変わらず大きな課題
- システム変更で処理時間が増えても荷量は減らず、改悪の繰り返し
- アプリが勝手にナビやカメラを起動し、バッテリーの減りが早い → スマホバッテリーにダメージありそう
- 割増しと通常ブロックの差で損した気分になる
- 当たり外れの大きいルート設定
- 初見エリアはリスクが高い
- 時間指定が設定上どう考えても間に合わないことが多々 → 慣れても一緒
- 「ブロック取ったけど行きたくない」なんて気分になることも
3ヶ月ブランクが空いただけでも、知らないマンションや新築の戸建てが量産されていて戸惑うこともあります。さらにアプリが改悪されていて「なんか使いづらいなぁ…」なんてこともよくありますね。
結局、ネガティブに感じる部分って大半が“気持ちの問題”だと思います。割り切ってやれば「月3万円」くらいなら余裕でいけちゃいます😊
実際、オファーさえ取れれば 土曜午前中の5時間で1万円 程度の報酬になるので、週末を有意義に使えます。
当時の雰囲気
最近は減りましたが、5年前は「物珍しさ」からか変な対応をしてくるお客さんも多かったです。
ドライバー側も自由すぎて(笑)、アロハシャツにサンダルで稼働していたり、サンタクロースのコスプレで配達している人までいました。
「個人事業主だから自由でいいでしょ」と思っていたのかもしれませんが、サンダルは道路交通法的にもアウトなケースが多いですしね💦
今はAmazon側もコンプライアンスを強化してきていて、少しずつ“まともな環境”にはなってきましたが、油断は禁物です。
ステーションや時間帯のクセ
稼働して1年くらい経つと、「ステーションごとのやり方」や「ブロックの時間帯ごとのクセ」が見えてきます。
例えば…
- オーバーサイズが多い時間帯
- 水物(飲料や重たい荷物)が集中するブロック
- 不在持ち戻りが多い夕方コース
こういう傾向を掴んで、自分に合わない案件や苦手なルートを避けるのが続けていくコツです。
個人的に一番イヤなこと
私が一番嫌いなのは「持ち戻り荷物」。
月曜に美容室が休業で持ち戻っていた荷物が、夕方便でまた積まれてくる…。
知っているエリアなら出庫前に返却できるけど、持ち出してしまったら再度ステーションに戻すしかなくなる。
持ち戻りが1件だけだったときなんて「正直殺意が湧く」レベルで嫌です(笑)。
隠れた大きなメリット
Amazon Flex のメリットとして公式では触れられていませんが、実は 荷物をすべて捌ききったら直帰できるというのはかなり大きいです。
もちろん9割が直帰できないルートもありますが、慣れてくると8割くらい直帰可能なルートも出てきます。
ただ、その中で「再配達がついていない再持ち出し荷物」が混ざると本当に邪魔…。この一点だけは今でも改善して欲しいところです。
👉 まとめると、Amazon Flex はネガティブに思える要素も多いですが、それを理解したうえで「自分なりに割り切れるか」がポイント。自由度が高いからこそ、自分のペースで稼ぎ方を調整できるのが一番の強みだと思います。
⏭️ 次回予告
Amazon Flex について体験談をまとめましたが、黒ナンバー副業にはもう一つ大きな柱があります。
それが 「PickGo(ピックゴー)」のスポット便案件 です。
次回は、実際に私が PickGo で稼働したときのリアルな体験をもとに、
👉 「宅配より楽?でも稼げない?PickGoのメリット・デメリット」
を整理していきます。
宅配メインの Amazon Flex と比べて、PickGo ならではの「高単価案件の魅力」と「案件獲得の厳しさ」を赤裸々に書いていきますのでお楽しみに!
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